CSR
プレマ株式会社では、皆様からご購入いただいた売上げから、世界がより素晴らしい場所になるように各種の社会貢献事業に資金提供しています。これは、弊社の設立当初から「事業利益は必ず私たちの意志において社会に還元されるべきである」という理念に基づいて行われています。
主に国境なき医師団や財団法人日本ユニセフ協会、日本赤十字社にお客様からお預かりした売上金の一定割合を支援金として供出しています。これらは、世界各地で起きる天変地異による被害者の方々への医療や生活支援を主たる使途とするものに対して行われています。
その他主な活動の一部を以下にご紹介いたします。
詳しくは、弊社コーポレイトサイト内「社会貢献活動」も合わせて是非ご覧下さい。
3.11復興支援「プレマ基金」
〜未来を持続可能な支え合いのコミュニティーにするために〜
2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに発足した「プレマ基金」は、ボランティア組織ではありません。いわゆるNPOやNGOとも違っています。私たちは一介の市民であり、普段は食や生活の安全を目指す商取引を通じて、お客さま の健康増進と地球環境保全のための小さな営みを行っています。そこには、現代社会の根本基盤となっている「人間関係」と「経済」が存在します。真に持続可能な関係とは、この2つの要素が信頼で結び合ったときに起きうると考えています。
厳密な意味では、この活動はいわゆる企業のCSR活動とも違います。特別な部門を設置して特定のメンバーが実施する活動ではなく、「我こそはこれができる」「これがしたい」という瞬間的な判断で取り組むものであり、管理をするために細かい規定や予算枠も設定しません。これらはときとして「前例にない」事態に対する足かせとして機能することすらあり得ます。つまり、人間関係が既存規定に優先します。
日々の事業活動そのものが健康と環境保全に直結するものであることも大切です。誰かが不幸になることによって利益が発生するモデルでは、狭義の「企業の社会的責任」ですら果たすことはできません。企業は社会の一部であると同時に、エネルギー循環としての経済、ひろくは自然界全体の一部とも考えられるからです。
人間関係と経済、その間にかかる信頼という橋をベースに、いま最も困っている人の役に少しでも立ちたいと思う気持ちの結晶が「プレマ基金」です。
ラオス支援活動
〜子どもたちの未来をつくる、プレマシャンティスクール〜
2009年9月1日、長年の夢であったプレマシャンティスクールがラオスの山岳地帯・カンパニオン村に開校しました。
ラオスは世界の中でも不発弾被害がひどく、その中でもカンパニオン村のあるシエンクアン県は空爆が特にひどかった地域の1つといわれ、今もあらゆる場所に不発弾が残っています。この不発弾の残存により、ここに住むモン族を始めとした少数民族の教育機会は特に遅れており、社会経済的な大きな障害となっている地域でもあります。
このプレマシャンティスクールプロジェクトは、特定非営利活動法人テラ・ルネッサンスの協力を得て、「学校建設用地の不発弾撤去」および「撤去後の土地での中学校校舎の建設」という2つの活動を皮切りに勉強をあきらめなければならなかった子どもたちに、教育の機会を提供し、将来の選択肢を広げること、そして継続的な教育機会の提供を目的としています。
穏やかで温かく、どこか懐かしい日本を思わせるラオスの土地と人々。サンスクリット語で「愛と平和」を意味する「プレマシャンティ」の名に思いを込めて大切な命と大きな可能性が失われることのないよう、永続的な関係作り、さらに私たちの行動が必要と思われる場所を選んで、同様のまとまったプロジェクトを進めていきたいと思います。